海賊版、中国コンテンツ産業に1000億元単位の損害
海賊版は中国のコンテンツ産業に与えた直接の損害は、1000億元単位に上る――。北京中視広聯文化発展有限公司の胡其鳴董事長(会長)は11月9日に開幕した「2007中国(北京)国際版権フォーラム」で、驚くべき数字を挙げた。胡董事長は、国内の映像文化作品に対する海賊版の打撃が、輸入製品を上回ると指摘。知的財産権の保護強化が急務だとした。 胡董事長によれば、中視広聯公司の発行した映画作品について社内で調査を行ったところ、鑑賞者の4分の3が海賊版ディスクを使用していたことが分かった。「06年、中国における映画興行収入は28億3000万元だったが、もし海賊版が存在しなければ、興行収入が4倍の113億元に上っていたはずだ」と胡董事長は計算する。 北京市版権局の馮俊科局長は11月9日のフォーラムで、「海賊版の取り締まりと同時に、人々の著作権保護·運用意識を育てていく必要がある」と指摘し、その成功例として、「老鼠愛大米」を紹介した。インターネット上で人気を博した歌曲「老鼠愛大米」(ネズミが米を愛すように)は、ヒット後、著作権認定や商標登録などが行われ、さらに音楽アルバムやカラオケ、携帯電話の着信音、小説、携帯電話ゲームなどの収益商品が次々と誕生。作曲者や音楽会社·飛楽音像公司は1億元単位の利益を得ている。
(北京晩報 2007年11月10日)
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