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ボルボ買収予定の吉利汽車、「知財権」交渉の難航を否定


   米自動車大手フォードより「ボルボ」買収の優先交渉権を獲得した中国の自動車メーカー吉利集団は27日、買収交渉の進捗状況を公表し、最大の懸案と見られている知的財産権問題について、同社が米フォード·モーターからボルボ部門を買収した場合も、ボルボが保有する技術への知的財産権はボルボ部門が保持すると言明した。
 米フォード·モーターは先月28日、傘下の高級車ブランド「ボルボ」(スウェーデン)の売却を巡り、中国自動車大手の吉利汽車(浙江省)が率いる企業連合「吉利集団」に優先交渉権を与えたと発表した。その後、吉利·フォード間の詰めの協議では、フォードがどのような技術を譲渡するのか、知的財産権問題をどう解決していくのかが焦点となって業界の注目を集めることとなった。
 吉利がボルボを買収したとしても、その核心技術と知的財産権を使用できないという情報が報道されたのに対して、吉利集団の広報担当者袁小林氏は、27日北京で買収交渉の進捗状況を公表し、それを否定した。袁小林氏によれば、同社がボルボ株の100%取得を目指し、さらに買収に向けた資金の手当てはできている。「ボルボ部門を買収した場合も、ボルボが保有する技術への知的財産権はボルボ部門が保持し、ただし、吉利がボルボを通じて、フォードの核心技術と知的財産権を使用することができる」と袁氏が述べた。
 さらに、この2週間、会長の李書福をはじめとする吉利の経営陣はスウェーデン等の欧州諸国でボルボの経営陣、スウェーデン政府要人、自動車業界の代表らと複数回にわたり、ボルボ売却について協議しているという。

(第一財経日報 2009年11月30日)

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