106回広交会で商標侵害が激増、日本企業に係るものが最多
第106回広州交易会(広交会)が4日閉幕した。輸出の受注量が増加した一方、商標をめぐる侵害事件の件数も史上最高を更新した。広州市工商局への取材でわかった。
広州市工商局は今回の交易会に現場での苦情受理と摘発のために20数名の要員を派遣した。同局の統計によると、今回の広交会で受理された商標侵害に関する苦情は296件で、前回より60%増加し、この中、外国の商標にかかるものは全体の92%にあたる271件だった。商標権侵害と認定されたものは258件、侵害商品254点が差し押さえられた。
国別に見ると、日本企業の商標を侵害した疑いがあったものは最多の170件、米国企業の商標にかかるものは63件、フランス企業にかかるものは23件となっている。侵害の多発な展示分野は主に靴、服装、玩具、電器、手袋、財布、自動車部品であった。
広州市工商局は今回の侵害案件の大幅増の原因として、国内外の出展者と来場者の商標保護意識の強化のほか、これまでの交易会侵害者への処罰が不十分だったことが新たな侵害行為に導いたのだとも指摘された。
(大洋網 2009年11月7日) |