仏ダノンと娃哈哈、商標めぐる争いに決着
「娃哈哈(ワハハ)」の商標をめぐり、フランスのダノン社と中国の食品·飲料メーカーの娃哈哈集団が争っていた問題で、娃哈哈集団はこのほど、杭州市中級人民法院から民事裁定書が送られたことを明らかにした。「娃哈哈」商標をめぐり、ダノンは杭州仲裁委員会が2007年12月に出した裁定の撤回を求めていたが、同法院はダノンの要求を退けた。ダノンは裁定を受け、より上級の司法機関へ裁定申し立てを行う構え。 ダノンと娃哈哈集団が争う焦点の一つが「娃哈哈」商標の帰属だ。ダノンは1996年2月29日、杭州娃哈哈公司と商標譲渡協定を交わし、同商標をダノンと娃哈哈の合弁会社へ譲渡することで合意していたが、国家商標局の承認を受けられなかった。このため、双方は改めて商標使用許可契約を締結。こうした「二重契約」が双方の対立の引き金となった。娃哈哈集団は昨年、杭州仲裁委員会に仲裁を申し立て、同委員会は先に結ばれた商標譲渡協定を無効と判断。ダノンは仲裁を不服として、杭州中級法院に仲裁裁定の撤回を求めていた。 同法院の裁定により、「娃哈哈」商標が娃哈哈集団に帰属することが最終的に確定し、上級機関への申し立ては認められない。ダノンはこれを「遺憾」とした上で、上級の司法機関へ申し立る姿勢をなお崩していない。
(新文化報 2008年8月6日)
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